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自慢のはなし  - 自称、答志の恵比寿さま -

(恵比寿さん)

わしはフェリーの運行をやっとる。

今はもう引退して息子夫婦がやっとるけど。

普段は個人でカラオケやっとって、

たまに友達も連れていつも歌っとるわ。

 

(奥さん)

お父さん、伊勢の中西理恵を育てて、鳥羽一郎の歌詞書いたんや。

 

(恵比寿さん)

わしと会ったもんは皆出世しとるからな、

わしゃ答志の恵比寿さんって呼ばれとるんや。

このジャイアンツの帽子はな、原監督からもらったんや。

原監督とは監督する前から付き合いがあったんや。

一回答志島来たことあってな、友達やねん。

わしがやっとるカラオケボックスにはウド鈴木も鶴瓶も来たことあるわ。

 

(奥さん)

ここで暮らすんは中々大変や。覚悟が要る。

大阪から来て海女になって、潜るようになった者もおる。

私は生まれてからずっとここにおる。

昔はな、ジャコ加工しとった、生まれてからずぅっと。

5歳か6歳でもな、ジャコを干す手伝いするんや、お母さんが教えてな。

兄弟みんな手伝って、それが当たり前なんや。

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